結局最初の6回のコースでは、ボタニカルアートがどんな感じのもかが、うっすらと解ったような気がします。今まですきに、気ままに描いてきた植物の画だけではなく、植物をよく観察して、細部までよく観察し、それを画に反映させた画を描かなければいけないようです。
でも、描こうとするその花がすき、じっくりと見たい、何かを感じる、その美しさやら、興味深いところやら、不思議さやらを画にあらわすように努力してみる。つまり…その描こうとする対象から何かを感じないと、本人なりに気に入った画が描けないかもしれません。
ただ描くだけでは詰まりませんものね。
6回のコースで何人かのクラスメートが描いていたプリムラ、葉っぱが凸凹していて、よい練習になるかもしれないと選らんでみました。6回コースの後、次のコースがはじまる前に描きました。葉のグリーンが、以前でしたら、既製のホルベインのオリーブ、サップグリーンを使っていましたが、アメリカ製のダビンチの水彩絵の具で、既製グリーンは使わずにカドミアム イエローやフレンチ ウルトラマリンなどでグリーンをつかっています。既製グリーンのほうが透明感があるような気がします。インストラクターのマンシーニさんによれば、色の重ねで深みを出していけばよいということです。
この画をみて主人曰く”レタスみたい”でした。そういえばそうでした。
二枚描いてみました。花の色はホルベインのルミナスのバイオレットとピンクをつかっています。ホルベインの絵の具は日本ではウィンザー ニュートンとは比べようもないほど廉価ですが、カナダ、アメリカでかうと、英国製と同じくらい高い値段で販売されています。
なんか面白くない画にしあがりました。あまり動きがないせいでしょうか、それとも構図がよくないのかしら…
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