2012年9月7日金曜日

四課、いろいろな花

そして、二枚目と三枚目のいろいろな花です。このちょっと不気味な色になってしまったカラリリー、すきなのか、思わず描いてしまいましたが、なんだか硬い感じです。それと赤つめ草はあまりふさわしくなかったかもしれません。ワイルドフラワーは別の課で描かなければいけないようです。が 個人的には、こういう花にひきつけられます。

ガーベラの色は結構よいような気がします。なんだかかわいらしいピンクというか、オレンジというか中間色です。ユリはトルコユリといいますか、後ろに丸まっていて結構形をとるのが難しく感じました。その他、アジサイ、ダリア、バラ、シュウメイギクなどなど。




英国ボタニカルアーティスト協会通信講座 第4課 

  通信講座の第四課は、いろいろな花を描く練習です。7つの異なる花を一番よいと思える位置においてかく練習です。描いた花は主に家のガーデンで咲いていたものです。このごろは提出しなくてはと...思うとなんだか緊張して思い切り描けません。これはよくありません。すき放題描くのが私流かと思いますが。

花だけを描くのは、バランスが悪いような気がします。グリーンのない花だけを描くことの難しさを知りました。画用紙に描いて、それを見て美しいと感じられないと詰まりません。これを考えると、今回の課題は失敗していると思います。

二ヶ月ある期間中、一月分は夏の休暇やその他で忙しく花を描く時間が取れませんでした。そのため約3週間しか時間がなく、これも失敗の原因かと思います。言い訳はともかく、四枚描きました。提出しました一枚は映像をとるの忘れてしまいました。次回のアップデートのときに、先生のコメントとともに掲載いたします。
まずは一枚目です。

2012年7月23日月曜日

英国ボタニカルアーティスト協会通信講座第3課の提出結果

プロの目とはすごいものですね。インストラクターに教えていただけるのですが、一対一でおしえていただけたらなぁ...と思いました。
今回のインストラクターのMs. Eileen Maddison はとても丁寧に採点シートを書いてくださっています。
掲載するのが恥ずかしい点数ですが、ここは正直に。今回は8.41でした。

以下にコメントを転載いたします。

1. You chose your leaves very well. There is a wide variety of shapes & textures, & they are well drawn.

2. The leaf outlines are well painted, & I particularly like the decorative outline of the Arum. Long stems are difficult, especially when they have a tendency to twist or curl, like the Arum & Hosta. You could improve the appearance of these two stems by neatening up their edges. The long Hosta stem should look strong.

3. Form & structure is quite clear on most of the leaves, but the Tradescantia, although well drawn, needs more contrasting tones to give a 3-demensional appearance.

4.Tone on the Magnolia leaf if very good. you have captured the dark glossy surface and bright highlights. Some lighter tone on the Pelargonium, especially on the nearer edge, would have livened it up, & the Tradescantia leaves have almost no variation subject in a  good light.

5.There is a good range of greens from the bluishi Hosta to the yellowish green Dandelion. The clours of the Paeony blend well. However I feel that  the Pelargonium could be a brighter green, &
the edges of this leaf look too dull.

6 This is a lively & imaginitive composition. The Arum is well placed in the center, where its strong stem line & decorative outlines pull the eye in. The right hand side is a bit fussy as four plants are superimposed, and the long stem of the Tradescantia unfortunately runs along the edge of the Magnolia as if it was attached! On the whole however, you have done very well.

7. Detail has been well observed & accurately drawn. Veining on the Paeony leaves is well done.

8. Your technique is careful & well controlled. Try starting with light washes, building up the tone when the first wash is dry. This would be agood way to deal with a Pelargonium leaf, & any other leaf with distinct patches of colour. Add essential small details & crisp up edges of leaves & stems as a final touch.

9. Your work is neatly presented.

10. Labeling clearly written.

I have made some sketches to illustrate my comments.
I hope you will find these helpful .



以上のコメントでした。
プロってすごいですね~。コメントの正確なことに感動!圧倒されそうですが。これからがんばれるでしょうか。

ボタニカルアートを勉強されている方にちょっとでも参考になりお役に立てたらうれしいです。スペルが間違っているところがあると思いますが、原稿が手書きですので私の読み違えにちがいありません。




























2012年6月23日土曜日

英国ボタニカルアーティスト協会通信課程第四課 花

第三課の葉っぱに続いて、四課は花です。花を7つ、A3の画用紙に描くのが課題です。とりあえず少しずつ我が家のガーデンに咲く花たちを描いて練習です。ちょうど咲き始めたバラからスタート...しようとしましたが、いままで一月半、グリーンばかり使っていたので黄色系と青系以外の色の感覚がなくなってしまったような、おかしな感じです。少しずつ慣らしていきましょう。















いろいろな葉っぱ No4

いろいろな葉っぱNo4です。






南天、アザミ、茶の葉、ガーリックなどもいれて、結構よいかもなどと思いましたが、仕上がったものはあまり面白くない作品に。がっかりでした。




いろいろな葉っぱ No3

いろいろな葉っぱNo3をご覧ください。







私としましては結構よいと思ったのですが、家人の評判はあまり芳しくありませんでした。重なり合いすぎかもしれません。山椒の葉や樫、レース楓なども入れてみました。

いかがでしょうか。






英国ボタニカルアーティスト協会通信課程第三課 いろいろな葉っぱ No2

この二月ばかり、ほとんど毎日少しずつではありましたが、葉っぱの練習にいそしんできました。
去年からはじめたボタニカルアート、植物画の勉強も始めてからすでに、現在一年五ヶ月になりました。去年から見ますと、なにやら植物を描くのがやたらとスローになったようです。最初の先生の
Elizabeth Mancini先生は本当にゆっくりと描かれる先生のようでしたので、それが普通なのかなぁとも思います。日本でお世話になりました、勝治誠先生のクラスでもほかの生徒さんの描き方は本当に丁寧でゆっくりとしていました。ボタニカルアートを描くのが、私も慣れてきた...ということなのかもしれません。

課題の葉っぱは違う種類のグリーンの葉を最低6枚、色付きの葉を2枚、A3のサイズの画用紙に
描くと言うものです。小さな画用紙で葉を一枚一枚、また8,9枚を描いたものも数枚描きました。
どの画を提出しようかとても迷いました。コンポジションをとるか、一枚一枚の葉が比較的よく欠けていると思えるものを選ぶか...送ってしまった今もわかりません。

ごたごたと言うよりもとりあえず画をUP致します。







バラの葉、熊笹、アオジゾなども混ぜてみました。我が家には葉に色の付いたハウスプラントなどがありませんでしたので、なにやらあまり変わり映えのしないものになってしまいました。




2012年5月31日木曜日

いろいろな葉っぱのボタニカルアート

英国ボタニカルアーティスト協会の第三課、葉っぱの練習です。葉っぱを一枚一枚描く練習をしてきましたが、出題課題は葉っぱを最低8種類組み合わせて、一枚の絵にしなくてはなりません。そのうち二枚の葉っぱはグリーンではない色付きのもの、また一枚はアイリスのような葉っぱ、表面がスムースなもの、でこぼこなもの、葉の裏などとバラエティに富んだ組み合わせにする必要があります。種類もですが、大きさも実物大ですので、A3サイズの比較的小さい画用紙にすべてをおしこまなくちゃなりません。

描いているうちに、細かいところを見るために虫眼鏡で植物を観察しました。そのとき、フト、相模原の勝治誠先生の教室で描いていらした、植物学の専門家の生徒さんが虫眼鏡で丁寧にコスモスを描いていたのを思い出しました。そこで私も例のごとく自己流的に描いた後、細部を虫眼鏡でみて仕上げをしようと思い立ちました。本当は最初から虫眼鏡ごしに描いていけばよいのでしょうが、これはできそうもありませんので、やはり自己流に妥協します。

提出のための練習作です。




コンポジョンが成り行き任せ...ではないつもりですが、重なり具合や色、サイズ、形のバランスをとるのが非常に難しいと感じました。

葉っぱの練習はとても役に立ちそうです。しかし葉脈をちまちま描いていると面白いと同時に長時間やりすぎると健康被害があるかなぁ...などと思いもします。

一枚一枚異なる、妙なる世界!!!

2012年5月17日木曜日

イタリアンアルムとホスタの葉...英国ボタニカルアーティスト協会第三課

植えたのかどうかさえ定かではない、イタリアンアルム、大きな赤い穂状につく実が印象的な美しい葉をもつ多年草です。球根といいますか、カラーリリーのような根です。この模様を美しく描ける日がくることを願って練習、練習です。



次はホスタです。これは小さめのちょっとブルーがかった葉をしています。






毎日のように葉っぱを描いていますが、ただ難しいの一言でしょうか。ただ正確に描くだけではなく
私自身、描きたいように、植物の魅力を引き出すように描きたいと思ってはいますが、そんな風になれる日は果たして来るのかどうか...

2012年5月15日火曜日

クチナシとドクダミの葉...英国ボタニカルアーティスト協会第三課

色付きの葉とその裏を描く課題も葉っぱのスタディのなかに含まれています。



さらに光沢のある葉も。これ小さな植木鉢のクチナシです。かなり下手な感じです。練習、練習。

ゼラニュームとカキの葉っぱ..英国ボタニカルアーティスト協会の第三課

第三課は葉っぱを描く練習です。

葉っぱまさに様々、色、形、大きさ、感触...その違いを8種類の異なる葉っぱを一枚の画に仕上げなければなりません。

一枚の画にする前の準備として、どんなものを描くかを決めていかなければ。と 庭を見渡して、とりあえず目に付いたものから描いています。

色の付いたものやグリーンを混ぜて描くことになっています。またアイリスやアマリリスなどの形の葉も描くことになっています。

まず迷うのがどの程度の精密さで描くか...??? コースのテキストブックに使っている本が三冊ほどありますが、今の私の浅い経験では自分の画がありませんのでよくわかっていません。
またまた、悩める第三課。



ゼラニュームの葉



若いカキの葉

 


2012年5月8日火曜日

英国ボタニカルアーティスト協会 通信講座第二課の提出結果

遠い遠い昔、試験の後、点数をおそるおそる見たテスト用紙、それを一般公開しているような不思

議な気分です。
点数が最悪ならきまり悪さと、やるせなさですが、よければよかったでなんだか自慢話のようでこ

れもなんだかきまり悪い感じです。

でも、もしかすると現在、通信講座をやってみようかどうしようかとお考えの人には、判断材料にな

るかもしれないと...そんな気持ちです。
返信されてきた課題についてくる批評の用紙のハンドライティングが私にはよく読めませんので、

わが亭主殿にタイプしてもらいました。
 全文は以下のとおりです。総合点数は9.38でした。
Subject Matter: Hellebone – Venten Rose(これってLenten...でしょうか?)
Tutor Comment and guidance:
Thank you for this exercise (私の名前...恥ずかしいのでオミット)which is a delight for the eye. The small exercises are all well accomplished which show that you have good control of the pencils.
It is hard for me to find anything to criticize with the hellebone – except that an English name would be good as well as Latin on the labellup!
The flowers are clearly depicted with the complicated arrangement of nectares & stamens in the centres well drawn. There is excellent tonal variation throughout with leaves & their nenation beautifully observed.
A high mark for a lovely piece of work(私の名前) & if you like to send it to me in early January I would be very happy to show it at next year’s DLDC(Distance Learning Diploma Course の略) stand in April. Just send it to me (?) as it is & we get them mounted.
Enjoy the rest of the course.
Margaret S
ps Don’t forget the flyweight to protect your work!!
我が亭主殿、よく読めない字があったようです。
以下は練習作です、提出作の前に描いたもの。鉛筆画初めてやってみましたが、すきになりまし

た。鉛筆にも色を連想させるものがありました。トーンの大切さも少しわかりました。



実際に提出した作品は現在写真撮影中です。後程掲載いたします。






2012年5月6日日曜日

スズランのさわやか、あま~い香りを練習中

あのさわやかにあま~い香りのスズランを描きました。

現在(5月2012年)はボタニカルアートクラスの第三課、葉っぱを水彩画で描くです。

16ヶ月前にボタニカルアートをはじめたときは、普通の好きに描くボタニカルアート的感覚で

描きましたので何も臆することなく、思いっきり水彩をやっていました。

が あの”魔”の鉛筆画を4ヶ月ばっちりやった後、なぜか以前のように水彩画旨く使えません。

思うに、以前もちゃんと使っていなかったと言うことかとも思ったのですが、きっと異なるスタイルで

好きに、自由にやりすぎていたのかもしれません。それはそれでいいとおもいます。

それで好きなときに、以前のように描けて、本格的にボタニカルアート的にも描ける、

そんな風に頭をきちんと切り替えることができるとよいと思いました。

スズラン、現在苦悩中の練習です。




2012年4月28日土曜日

英国ボタニカルアーティスト協会の第三課

いよいよ英国ボタニカルアーティスト協会の第三課。鉛筆画の第二課の提出も終わり、現在結果がお

繰り返されてくるのを待っているところです。結果はさておき、第三課からは絵の具を使った課題作が

要求されています。この課では葉っぱを学びます。テキストには細かい説明はなく、8種類の葉を描く

ことになっています。そのうちの6種類はグリーンの葉っぱ、あとの2種類は色の付いたものを描く

ことになっています。練習を始めていますが、ほぼ4ヶ月の間、毎日鉛筆画ばかりをやっていたもので

すから、筆を使って絵の具を使う感覚をすっかりなくしてしまい、まったく調子がでません。すべて最初

からやり直しです。まず手始めに前庭にあるバラの若葉を描くことにしました。微妙な茶色、紫、赤の

ような色あいが出せません。葉脈も描けません。グリーンもなんか変です。毎日絵筆を握らないと

だめになると言うことでしょうか。

 色具合も確かめたり、練習中です。

2012年4月2日月曜日

チューリップとモルセラ(Bells of Ireland)の鉛筆画

このチューリップとモルセラの組み合わせはとにかくとして

コンポジションの悪さは群を抜いてしまいました。動きのある画にしたかったのですが

くねくねとしているだけのものになりました。決して美しくはありません。失敗です。

しかし鉛筆画を練習したと言う努力の跡は見られるかもしれません。

画に強弱が見られないために、スカッとしていません。

チューリップ(パロット風にさいています)の花がうまく描けていません。

失敗を遠慮なく公開するのも一つの勇気、他の人への励ましになったでしょうか。





2012年4月1日日曜日

ハイブリッドの黄色いユリ...鉛筆画

現在英国ボタニカルアーティスト協会の通信講座第二課を勉強中です。

鉛筆画の難しさを思い知っています。鉛筆画ですが、優秀なアーティストは

色を連想させる感じの鉛筆画を描くことができます。そこまで行きたいと

思います。 が いったい何年かかるのかなぁ...というよりどのくらい練習すると

できるようになるんでしょうか。このユリの花、なんとなく質感がちがいます。全体的にもたもた

した感じのユリになりました。それと構図がよくわかっていないで描いてしまいました。

反省...です。日本の先生、勝治先生はデッサンしたのを見せていただきましたが

画に動きもあって、さすがはアーティストと言う感じの画でした。



2012年3月14日水曜日

英国ボタニカルアーティスト協会の通信講座のプログラム

”英国ボタニカルアーティスト協会の通信講座”のメモを書き出す前にするべきことを、わすれていました。まず最初にこのコースの概要ともいうべき課題の項目を書いてておくことに致します。

一応13課までありますが、13課は3枚の作品を提出する仕上げの課です。またこの課程を取っている間に描いた練習や実験などなどに使用したスケッチブックの提出もあり、点がつけられます。。全コースは200点満点になります。 120点とかだったら悲惨ですが…コースを取る前よりは上手になっているはず…ですね。

1.Drawing--スケッチ…でしょうか

2. Monochrome or Colored Pencils--鉛筆または色鉛筆

3.Mixing greens and Painting Leaves--緑色

4.Page of Mixed Flowers--花々のミックスのページ

5.Composition1: Flower Study--コンポジション:花の練習

6.Essay--エッセイ
 
7.Composition2: Fruit Study--果物の練習

8.Vegetable Study--野菜の練習

9.Botanical Illustration--植物画のイラスト

10. Working in the Field--野外で勉強

11. Working from Photographs--写真からの練習

12. Composition 3: Mixed Flowers--さまざまな花のコンポジション

13. Diploma Portfolio--デプロマポートフォーリオ(三作品の提出)

問う具合になっています。六課のエッセイなどは日本人の私にとっては、英語で書かなければならないし面倒ですが、仕方ありません。これは一人のボタニカルアーティストについて書くものです。

また十課の写真から描く練習は、プロの方々が花のない季節などにカード、その他のイラストを描くときの訓練になるものらしいです。

これからこの英国のボタニカル協会の通信をやってみようかなと思っていらっしゃる方に少しでもお役に立つ情報になるとうれしいです。

2012年3月11日日曜日

英国ボタニカルアーティスト講座の鉛筆画第二課題2

英国ボタニカルアーティスト協会第一課題の補足情報 第一の課題は鉛筆画でした。そして現在格闘中の課題もやはり鉛筆画。12課題まである中で、その2つの課題が鉛筆画です。やはりとても重要だということでしょうか。Tutorは協会の会長のMargaret Stevens先生です。

 一月のスタートですから第二課題の提出までの4ヶ月、ひたすら鉛筆画です。 ではここまで鉛筆画ばかり描いてきて、自分なりに気が付いたことをなんとなく書き留めておきます。

 なんにでも言えることなんでしょうが、同じことをコツコツとやっていると、ボーっとしながらでも気づくことってあります。 その気が付いたことの一つは、鉛筆画にも色があるというのでしょうか、いろいろな表情をあの黒っぽい色で変化がつけられるということです。

第一課題のときに4Hなどの堅い鉛筆で塗ってからその違いを見なさいとあったのですが、経験のなさでしょうか、気が付きませんでした。 テキストにはこうあります。 Helpful tip:experiment using differnt combinations of pencil grades on all these exercises and note any differing effects you may get. という風に簡単に書かれていました。

今回、庭のクリスマスローズを何枚か描いていくうちにそのことに気が付いてきました。4Hなどの堅い鉛筆で塗っていき、その上に他の鉛筆を使っていくと濃い3Bとかの鉛筆をいきなり力をいれずに使ったのとはまったく違う表情が出るということです。深い色合いの鉛筆色になります。異なるブランドの鉛筆でも違いが出るかもしれません。ちなみに私はFaber-Castellを使っています。

 では、違いに気が付き始めた記念の一枚です。





もう少し鉛筆をシャープにして描き込んだほうがよいところもあるかもしれません。でも一つの事に気づかされた一枚です。

2012年2月25日土曜日

英国ボタニカルアーティスト第一課題 線描き スケッチ など…英国ボタニカルアート協会1

この通信課程を始める前に、このコースを取った方の感想などをネットで探しましたが、みあたりませんでした。
日本の方でこのコースの情報を探していらっしゃる人たちのお役に立てばよいと思いまして、状況などを書き込みたいとおもいます。思ったような結果を得られないと公表したくはありませんが、そこをこらえて。

この通信課程の第一課題は鉛筆を使った線描き、スケッチなどです。この鉛筆画、とくに時間をとって練習や勉強をしたことは皆無ですが、協会のファイルをよみますと非常に大事であると強調しています。

3部分にわかれています。
①線描き
②線描きに点描で影をつける
③鉛筆で10段階のチャートをつくる スムースな鉛筆使いで完成した鉛筆画を仕上げる
10点満点で…8.72でした。よくも悪くもない感じの点です。

コメントは書きのとおり。すべてが手書きでよく読めずにとても苦労をしてよみました。今回と次回の先生はこの協会の会長の
マーガレット スティーブンスさんです。

Your work only took 3 days to reach me Naoko so in future use the time to work on the assignment rather than send it early. You have made a good start with a precisely stippled tulip, for the most part, although it got a bit muddled at the top of the RH leaf. Make sure all clusters connect, the same RH leaf where it joins the stem. Always finish off the bottom of stems for a true botanical drawing as this helps to define their shape. The cluster drawing is a little too pale. One needs to be able to see it! The stem at the top looks a little too thin but you did finish it off at the bottom so well done. Your tonal chart is quite well done, a good range of tones. These you have used well in your primrose study. This is well drawn with excellent detail and shadow. The leaves show real skill and there is excellent contrast with the paler flowers. However it is a pity about the unreal gap below the flower stem. I know these plants spread and make smaller clusters but here these must have been something! You could have moved the bottom leaf to the left as that would have made a more realistic result. I look forward to seeing your next assignment. Margaret S.

とても細かいところまで気を使わないといけないんだというのが感想です。
では提出した作品です。

かなりがんばりましたが、花の茎の生え方など細かい点がまずかったようです。トーンは悪くなかったようです。


これは失敗作のようです。自分でみてもけっこう不快作です。


こんなチャートをいくつか作って練習しました。うすい色は比較的やさしいのですが、濃い色は結構難しいと感じます。


このクリスマスローズは単に練習しました。
適当に描きすぎかもしれません。提出作品にするには、もっと細かい点まで丁寧に書きこまないといけませんが
次回の課程の提出作品の練習をしてみました。

2012年1月25日水曜日

SBA, Society of Botanical Artist....英国ボタニカルアーティスト協会



SBAの通信講座を今年からはじめました。
13の課題があり 27ヶ月かかって終了の予定です。おそらく途中で挫折する人もいるのかなぁ…と思います。
はじめから このコースは初心者向きではないとありました。ので そんなにやさしいコースではないようです。

レッスン1は鉛筆で描く練習です。
三つの作品を提出しなければなりません。提出は2月25日です。その日までに英国の受け持ちの先生のところに 提出物が届いていなければなりません。

①線描きのスケッチ…ボタニカルアートを描く際に一番最初にする 鉛筆で描く薄い線のスケッチです。途切れにない流れるような線で描いてあること、正確 明確に植物が描かれていること、陰を一切つけないで描かれていないこと 用紙がきれいなことなど
が 大事ないくつかの点です。

②小さな花と葉を描いて、点描で影をつけた絵…点描をやったことがないので どなることやら。これは鉛筆ではなくインクのほうがよいのでしょうか…?点のつけ方もばらばらではなく、線のような感覚でつけるようです。暗いところはその間隔が狭くなるという具合のようです。

③線が見えないスムースな鉛筆の濃淡で描いた植物、木の皮、果物や野菜などの絵…これは、まず 白から真っ黒までの
鉛筆で描いた 2cm角のチャートを作っておきます。そして絵を鉛筆で一枚描きます。描いた絵のアウトラインだけを別の紙(トレーシングペーパー)に描いて、先に作ったチャートと絵を見ながら トレーシングペーパーにどの鉛筆の濃さかをいれていきます。

と 言う具合の課題になっています。
やったことがないので不安です。できるんでしょうか、私に。とりあえず今月17日に、日本から帰ってきたの その後からがんぱって描いています。協会の用紙は 英国にしか売っていない Fabriano 5のA3サイズです。Fabrianoは北米でも変えますが Fabriano5とは 異なるのかちょっとわかりません。

とりあえず 練習した作品を二つほど掲載します。