2011年8月23日火曜日

マルバダケブキ ...というのでしょうか。

確かにフキのようです。ツワブキにも似た花をつけます。
虫が好む味なんでしょうか。毎年、虫が食べた穴がいっぱい。
この葉の裏も表もユニークな色です。ウ~ム...難しい。
薄めの色を何度も重ねていって、深い色を出そうというプランです。
葉が大きいので何回もの大量の水分の着色に耐えられる300ポンドの画紙で描いています。
この厚い画紙、とってもいいのですが、お値段が高いのが難ですね。



あっ、この画を見て忘れ物を発見!
実はこの紫色の茎には、白い毛が生えていました。
不透明のチタンホワイトでしたっけ?それでかきくわえます。

原画が大きいので是非大きく表示してみてみてくださいね。

2011年8月16日火曜日

タイサンボク (常緑白木蓮)

大場秀章という方の本”植物学と植物画”という本をよんでいましたら、タイサンボクという植物画が掲載されていました。それで私が描いていたのは、このタイサンボクと判明いたしました。

この木の葉の練習に二枚目も描いてみました。どちらかと言えば最初の画の方がよいような気がいたします。どうも私は同じ植物を同時に何枚も描いたりするのは、気が乗らなくなるタイプらしいです。

まっ、とりあえずタイサンボクの画です。
ちなみに二枚目はいつも使っている140ポンドではなく、厚めの画紙を使ってみましたが、やはりこの厚めの紙のほうが使いよいですね。欠点はちょっと値段が高いことでしょうか。







2011年8月11日木曜日

常緑白木蓮

白内障の手術後、眼に不具合が生じまして、真っ白い画用紙を見ると星が降るように見えます。で 一ヶ月くらいの間はとても画を描くことができませんでした。現在もまだまだ★だらけですが、無視しようと戦いつつ描いております。

一ヶ月のブランクの後は、最後から二番目の花の常緑白木蓮です。以前からこのなんとも気品のある花を描いてみたいと思っていましたので、このチャンスを逃したくありませんでした。でもこの花、約一日半くらいしかもちません。その後はあっという間に茶色と化してしまいます。美しい、若いときが短い美女のようです。

葉はちょっと厚みがあり、プラスティックのような感触、裏はビロードのような感じです。とても難しい…というのが感想でした。

時間をじっくりとかけて描くのが苦手な私には、良い訓練なのですが、例のごとく”じっくり”はどうもマスターできていません。

描いている間、なんとも言えない香りをたのしみました。